日々はつれづれ。

しがないアイドル好き女子大生の日記

映画「今夜、ロマンス劇場で」を見た。 (感想)

去年のゴールデンウィークぶりに映画を見て来ました。

 

見た映画は「今夜、ロマンス劇場で」です。

 

あらすじはこんな感じ。

映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)が密かに想いを寄せるのは、通い慣れた映画館・ロマンス劇場の映写室で見つけた古いモノクロ映画のお姫様・美雪(綾瀬はるか)。

今は誰も見なくなったその映画を、毎日のようにくり返し見ていた健司の前に、ある日奇跡が起きる。美雪が健司の目の前に突然現れたのだ。その日から2人の不思議な同居生活が始まった。

モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。同じ時間を過ごす中で、2人は次第に惹かれ合っていく。

しかし、美雪にはある秘密があった。現実の世界に来るための代償で、人のぬくもりに触れたら美雪は消えてしまうのだ。そんな中、美雪は映画会社の社長令嬢・塔子(本田翼)が健司に想いを寄せていることを知る。


好きだから触れたい、でも触れられない……。
この切ない真実に2人はどう向き合い、どんな答えを出すのか──

 

(映画公式サイトより)

 

 

 

 

なんか、見終わって最初に思ったのは、良い意味で『終わり良ければすべて良し』な映画だなってことですかね。良い意味で(強調)

 

最初の方はベタだし、展開も予想通りで正直見る映画間違えたかな〜って感じだったんですが、最後に期待を裏切られました(良い意味で!

ほんと号泣しすぎて声を抑えるのに必死でしたもん笑 

 

あとは、1950〜60年代くらいのレトロなファッションだったり雰囲気だったりが好きな方には刺さりまくる映画だと思います!

綾瀬はるかと本田翼の洋服が可愛すぎた。

 

この映画を見るか迷っている人は見たほうがいいと思います!

見なくても損はしないとは思うけど、見て損はしないです!絶対に!!!

見終わった後に何かしら心に残るものがあると思います!

 

後味も良いしね。スッキリした気分で劇場を後にすることができる。清々しいくらいに 笑

 

 

 

 

 

 

<以下、ネタバレあり>

 

 

 

 

 

 感想

⚠︎あくまで個人の主観です

 

なんといっても綾瀬はるかが可愛かった。

口調が割と現代っぽくない感じ(古いモノクロ映画から出てきたから)で結構最初は違和感があるんだけど彼女の演技力でそれを見事にカバーしてたと思う。

でも、映画の前半で姫(綾瀬はるか)があまりにもお転婆すぎて若干引いた(飛び出してきた映画の題名は確かに「お転婆姫と三銃士」だけれども)お転婆というよりはただのわがままだしね。

それともう少しどうやってこちらへくることができたのかの説明も欲しかった。

いや、ただ念じたら出れたのかもしれないけれど。

 

あと、画の綺麗さを売りにしてる?割に虹なり蛍なり大事なシーンでCGが多くてちょっと残念だったかも。

だけど、藤とか薔薇の花のシーンは綾瀬はるかの洋服の可愛さも相まってとても素敵でした。

あしかがフラワーパークに行きたくなった(映画のロケ地)

 

この映画の凄いところは前半にさり気なく出てきたことが後に重要な伏線になっているところ。それが後に分かった時は鳥肌が立ちました。(冒頭で看護師さんが言ってた毎日来るお孫さんが実は姫(綾瀬はるか)だった)

今までの展開がベタでわかりやすかっただけに急に裏切られた感。

 

あと、裏切られたといえば健司(坂口健太郎)が綾瀬はるかに触れると思いきや触れないところ。びっくり。

えっ触れないん?って思っちゃったよね 笑

 

良い意味で期待を裏切られたとはこういうことだ。笑

 

でもそこのシーンからラストまでは本当に涙なしでは見られなかった。私本当にこういう話に弱いんですよね。単純すぎる 笑

 

お互いに触れることは出来なくても幸せだったんだろうなぁとか考えちゃうとまた涙が😂

 

ラストシーンはそれはそれは素敵でしたね。

姫が「ハッピーエンドがいいな」って言ってたから健司が「君の一番欲しいもの」をあげたという解釈でいいのかな?

この辺ちょっと内容を忘れちゃって合ってるかどうかモヤモヤ。

 

そして、加藤剛(晩年の健児役)さんの演技も素晴らしすぎました。

特に最後の力を振り絞って姫と会話するところ。最後まで姫に尽くす感じとか見た目は全然若い頃とは違うのに健児らしくて(当たり前だけど)健気でまた泣けてきました。

そこにきて「言葉遊び」出してくるとかズルすぎた。

こっちをどれだけ泣かせば気がすむのか 怒

 

「綺麗なもの」というお題だったからてっきり健司が「きみ」っていって泣かせてくるのかと思ってたら違いました 笑 

また裏切られた〜〜

 

もうそこでね、姫がね、今までの健司との思い出を語るのがもうエモすぎてね、うん。

 

見た目はもうおじいちゃんの死にそうな健児に見た目は若いままの姫が「健司!」「健司!」って呼ぶんですよ。

 

ていうかそれに関しては話が前後するけど、健児がまだ若い時、ずっと健児のこと「僕(しもべ)!」って呼んでたのにいきなり「健司!」って呼んだ時も泣けましたね。確かロマンス劇場で姫が消えそうになる時だったかな?

(結局消えなかったけど)

 

上に書いたように、この映画には泣きポイントがそれはそれはたくさんありました。泣き疲れた〜笑

 

 

 

あと最後に何と言っても触れておかなければならないのは俊藤龍之介役の北村一輝さん。

 

北村一輝さんは健司が勤める映画会社、京映の大人気映画「ハンサム・ガイ」シリーズの主演を務める人気俳優という役所なのですが、これが超と言っていいほどはまり役でして。

 

俊藤の性格は自分大好きのナルシストなので健児の嫌な恋敵になるかと思いきや、落ち込んでいる健児の背中を押してくれたり、ミスを見逃してくれたりとただただいい人なところがいいんですよね。そしてキャラが面白い。

ハンサムガイ主演の妖怪ミュージカル映画、実際見て見たいですもん。

 

ダイナマイトを間近で爆発させられて「世界が変わりました」ってあんなにこやかな顔で言えるの超ポジティブの俊藤だけですもん。

勉強させていただきます!笑

 

 

 

 

 

こんな感じで無駄につらつらと書いてしまいました。(割と上から目線になってしまったごめんなさい)

 

適当にちゃちゃちゃっと書いたので、今後読み直してまた書きたらなかったり直したいところがあったりしたら書き加えたり修正したりしたいと思います。

 

こんな適当な感想ともいえない感想でごめんなさい。

考察とか聞き加えられたらいいな。

 

小説版も読みたい。

 

今夜、ロマンス劇場で (集英社文庫)

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